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(C)需要状況

ポーランドの保有船腹量は、92年末現在644隻(316.2万G/T)となっており、10年前(82年)の816隻(365.1万G/T)と比べ、隻数べ一スで172隻減、トン教べ一スでは488,475G/T(729,172DWT)減少しており、特に一般貨物船、小型客船などの減少が著しい。

最近3年間(89〜92年)における船腹量の推移をみると、オイル・タンカー3隻(36,835G/T)、オア/バルク・キャリア6隻(82,921G/T)、冷凍貨物船6隻(42,116G/T)、コンテナ船2隻(50,502G/T)、Ro/Ro貨物船2隻(36,039G/T)、一般貨物船17隻(132,987G/T)、小型客船31隻(11,507G/T)、漁船18隻(34,495G/T)など合計85隻(427,402G/T)が過剰船腹もしくは非効率、非生産的な老朽船として処分された反面、一般貨物バージ6隻、補給船10隻、その他雑船3隻を含め合計19隻(173,528G/T)が新規に増強され、輸送需要に対応した革新と調整が行われた。

将来、これらの代替需要が徐々に見られるものと期待される。






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