1993年度国家予算(暦年)は、国内総生産(GDP)の5%(8,100百億ズロチ)程度の赤字にとどまるものと推定されている。
ポーランドの対外債務累積総額は、91年12月末現在524億4,810万ドル(うち、440億5,700万ドルは長期公的債務)となっている。
同年における対外債務の返済と利息の支払い合計額は、輸出収入の5.4%に相当する。1980〜90年におけるインフレ率は、年平均54.3%であったが、90年2月までにインフレ率は記録的な1,266%にも達した。
消費者価格は、90年に年平均585.8%高騰し、91年には70.3%、92年は43%、それぞれ上昇した。
92年における平均賃金は、前年に比べ実質で3.6%の減少となった。