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イル・バース、大型石油貯蔵タンクなどの設備がある。
 清水、食料、バンカーなどの供給が可能である。曳船は、最大1,800馬力までの港湾用タグが使用できる。
 港湾開発計画として、新港を建設中であり、35,000DWT級船舶用の5バース(うち3バースはコンテナ船および一般貨物船用、2バースは石炭・バラ積貨物船用)、バージ専用ドック(長さ850m)が新設される予定である。
 また、更に35,000DWT級船舶(石炭、セメント、木材、コンテナなど)の収容可能な5バースの建設が計画されており、1995年までに稼動する予定である。
 曳船は、1,800馬力までの港湾用タグが使用できる。清水、食料、バンカーなどの供給が可能である。船舶修理施設は、外国船の一般修理が可能である。

(湛江港)

 同港は、南シナ海の広州湾内にある貿易港で、中国7大港の1つである。
 港は、Tuughai島とHsiuchow島によって、南シナ海からの台風から安全に防護されている。
 埠頭(全長2,767m)は3区画から成り、合計23バースがある。更に、錨泊地には水深13m〜34mの18バースがある。
 No1地区には、1万トン級船舶用の9バース(水深10.97m)および4プイバースがある。No2地区には、35,000トン級船用2バースがある。
 最近建設された新埠頭(全長1,352m)の6バースは、1万DWT以上の船舶の収容が可能であり、屑鋼、肥料、袋入り穀物、バラ積み穀物、砂糖、雑貨などが主な取扱貨物である。
 コンテナは一般貨物船用バースで扱っている。オア/バルクカーゴ・ターミナルの埠頭バースは、35,000トン級の石炭・燐鉱石、穀物などバラ積貨物船の収容が可能である。
 タンカー・ターミナルには10万DWT級タンカーの収容可能なオイル・ジェティがある。25,000〜50,000DWT級タンカー用の4バース(水深11.9m)、石油タンク(貯蔵能力142,000m3)などがあり、パイプラインによって、石油精製所と結ばれている。
 曳船は、9隻(400馬力〜3,200馬力)が使用できる。清水、食料、バンカーな

 

 

 

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