日本財団 図書館


 清水および食料の供給が可能である。 船舶修理施設は、SIMB−Reparos Navais LtdaおよびCalifomia Const.Serv.Subaquaticosの船舶修繕設備が使用できる。
 1993年の入港船舶数は637隻(60,560,000DWT)に達している。
 港から約25キロの地点にビトーリア国内空港がある。

8.サンタナ港(Santana)

 同港は、アマゾン河口のマカパ市の南方約22キロの地点に位置し、マンガン鉱、挽材、合板、植物油などの輸出港である。
 1992年の入港船舶数は816隻(36,583,831DWT)に達している。
 船舶の入港には、水先人の乗船が必要である。
 新埠頭(長さ約200m、干潮時水深13.0m)は、最大56,700DWT 下船(全長223m、最大吃水12.0m)の収容が可能である。
 民間埠頭(Icomi埠頭)は、長さ247m、干潮時水深10.0mである。
 倉庫は、港湾局所有の倉庫(2,800平方m)、一般倉庫(1,500平方m)、露天倉庫(木材用)などがある。
 クレーン設備は、固定クレーン(能力40トン)、フォークリフト(能力3トン)などがある。Icomi社所有のマンガン鉱積出し用の埠頭(長さ247m)は、1時間に付き400トンのマンガン鉱の積出しが可能である。
 港から22キロの地点に国内空港がある。

9.リオ・グランデ港(Rio Grande)

 同港は、次の3港区から成っている。

(1)Velho 港

 長さ640m、水深5.0mのドック、倉庫5棟などがあり、このドックは漁船およびハシケが使用している。

(2)Novo港

長さ1,952m、水深8.5mのドック、倉庫17棟(49,000平方m)などがあり、このうち10棟は一般貨物が使用している。  

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION