製造業部門（鉱業を含む）は、1991年にはGDPの23．1%を寄与し、全就業人口の15．2%がこの部門に従事している。
　製造業のうちで最も重要な分野は、1991年の総生産高からみると、機械類および輸送機器、食品加工、織物および衣類、化学品などである。

　ブラジルにおける鉄鋼の大部分は、国営のNational Iron＆Steel Co．で生産されている。1992年の生産高は、銑鉄2，315万トン、粗鉱2，390万トンに達している。
　石油精製所は13工場（うち、11工場は国有）である。1992年の原油産出量は3，251万トン、天然ガスは65億9，892万1，000平方mに達している。1994年末現在の原油埋蔵量は、36億バレルと確認されている。

　1993年におけるブラジルの原油産出量（日産63．1万バレル）は、アルゼンチン

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