これを船種別にみると、オイル・タンカー16隻(124,094G/T)の平均船齢が27年、バルク・キャリア4隻(61,699G/T)が16年、一般貨物船23隻(183,083G/T)が26年、コンテナ船3隻(55,512G/T)が12年、冷凍船5隻(27,704G/T)が21年、Ro/Ro貨物船3隻(6,130G/T)が18年、Ro/Ro貨客船4隻(11,321G/T)が23年、旅客フェリー4隻(1,790G/T)が30年、漁船362隻(198,349G/T)が23年、海洋補給船3隻(2,947G/T)が27年、曳船16隻(4,406G/T)が31年、浚渫船8隻(30,272G/T)が17年、その他雑船17隻(8,440G/T)が16年となっている。
アルゼンチン政府は、外貨獲得および商船隊の輸送貨物確保のため、輸出入貨物の50%を自国船で輸送する方針を打ち出しており、老朽船、不経済船の多い自国商船隊の国際競争力の強化、ならびに国内造船能力の拡充に力を入れている。
また、政府は外貨獲得源として、パタゴニア沖の漁業開発・振興に力を入れているので、漁船需要は今後とも活発に続くものと思われる。