同港は、ペルー中部地方のコンセプシオン港南西岸に位置し、魚粉、魚油、木材、丸太、換材、木材チップ、木材パルプ、鋼材などの輸出港であり、機械類、一般貨物などの輸入港である。
1993年の入港船舶数は191隻で、貨物取扱量は2,857,300トンに達している。
バース1号(長さ220m、水深11.50m、最大許容吃水11.28m)、バース2号(長さ220m、水深11.89m、最大許容吃水11.28m)およびバース3号(長さ220m、水深12.50m)があり、全長220m、最大吃水11.89mまでの船舶の収容が可能である。
このほか、民間会社所有の鉄鉱石、石灰石、石炭などバルク・カーゴおよび一般貨物用の埠頭バース(長さ373m、水深7.62m〜9.91m)がある。
Petrox石油会社所有のタンカー・ターミナルB(長さ250m、水深12.80m)は、原油および燃料を扱っており、最大8万DWT船の収容が可能である。ターミナルC(長さ200m、水深12.0m)は、液化ガスの荷役を扱っており、最大1万DWT船の収容が可能である。
曳船は3隻が使用できる。
船舶修理は、クルカフアノ港の修繕設備を使用している。
港から10.5キロの地点にCarrier Sur国際空港がある。