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魚粉の輸出量は、原料魚(特にアンチョビー)の漁獲量に左右される不安定さが問題である。

 (B) 漁業開発計画

 漁業はペルーの基幹産業であり、アンチョビー漁獲量の減少による魚粉輸出低下は、直ちに対外貿易バランスの悪化となるので、これに対処するため、政府は漁業部門に民間投資を積極的に誘致し、また外国からの投資を促進する政策を打ち出して、漁船の増強、漁業訓練、漁港の整備・近代化、冷凍設備の普及などに重点を置いて、漁業の開発、振興に努力している。

 (C) 漁船保有状況

 ペルーの漁船総数は、大小合わせて約1,500隻といわれ、そのうち100G/T以上の鋼造漁船は、1994年末現在601隻(166,868G/T)である。
 なお、最近10年間におけるペルーの漁船保有量の推移をみると、次の通りである。

 

 

 

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