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コンテナ・ヤード(同54,268平方m)などがある。
 荷役設備は、移動クレーン(3.5トン〜28.0トン)27基、固定クレーン(30トン)1基、フローティング・クレーン(15トン、150トン)2基、牽引トラクター(15トン〜60トン)61台、フォークリフト・トラック(1トン〜20トン)122台、加圧式フォークリフト22基、パレット2,200台、はしけ43隻などがある。
 コンテナは、5号バースで扱っている。
 タンカー・ターミナルには、2バース(各長さ182.9m、水深10.67m)があり、夜間バースも可能である。
 曳船は4隻(各1,400馬力)が使用できる。
 清水、食料、燃料油、ディーゼル油などの供給が可能である。
 船舶修理施設は、Servicios Industriales de la Marina(SIMA)所有のドライドック(182.87m×23.16m×7.31m、最大能力14,000DWT)、浮ドック3基(各能力1,800トン、3,500トン、4,500トン)などがあり、船舶の大修理が可能である。
 港から8キロの地点にJorge Chavez国際空港がある。

 2.サラベリ港(Salaverry)

 同港は、ペルー北部地方における最大の商港で、1992年の入港船舶数は116隻(2,575,000DWT)に達している。
 防波堤で風波から安全に防護された錨泊地(水深9.75m)がある。
 埠頭(長さ225m、幅25m、水深9.14m)は、15,000DWT級船舶2隻の同時収容が可能である。
 防波堤および埠頭には、糖蜜およびアルコール積出し用のパイプライン(直径12インチ)が敷設されている。
 荷役設備は、6トン・クレーン3基、22トン・クレーン2基、小型クレーン1基、フォークリフト・トラック26台、牽引トラクター13台、トラック76台、機関車(能力70トン)1輌、鉄道貨車20輌などがある。
 タンカー・ターミナルの潜水パイプラインは、石油製品の荷揚げに使用されている。

 

 

 

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