9．8m）、倉庫（18，800平方m）、露天置場（141，800平方m）などの設備がある。

　バルク・カーゴ・ターミナルには、固体バラ積貨物専用バースと液体貨物専用バース（各長さ157m）、穀物貯蔵サイロ、倉庫、タンク（能力68，O00トン）などがある。

　タンカー・ターミナルには、LPGタンカー専用バースがあり、全長425m、吃水6．4mまでのタンカーの収容が可能である。

　清水、食料、燃料油などの供給が可能である。

　曳船は9隻（360馬力〜1，250馬力）使用できる。

　船舶修理施設は、Astilleros Navales Ecuatorianos（Astinave）の所有するフローテ4ゾグ・ドック（能力3，500トン）があり、一般商船の修理も可能である。

2．エスメラルダス港

　同港は、エクアドル北西部の海港で、主としてバナナ、木材などの輸出貨物と各種鋼管、圧延鋼などの輸入貨物を扱っており、89年の入港船舶数は159隻（2，375，240DWT）に達している。

　設備は、1号バースが長さ110m、水深6．3m（低潮時）、2号および3号は各民さ175m、水深11m（低潮時）で、最大39，782DWT（全長184m、高潮時吃水9．75m）までの船舶の収容が可能である。

　倉庫（6，000平方m）1棟、クレーン（能力14トン〜60トン）6基、曳船3隻などが使用できる。清水、食料、燃料油、ディーゼル油などの供給が可能である。

3．マンタ港

　同港は、主としてコーヒー、えび、まぐろ、木材などの輸出港であり、鉄、車輌、紙、一般貨物などの輸入港である。

　主要設備としては、大型船用の広大な錨泊地のほか、外航船4隻の同時収容可能な指形突堤（低潮時水深12．19m）2基、漁船用埠頭3基（長さ400m、水深6．5m）、荷役用はじけ、門形クレーン（12トン〜35トン）、倉庫2棟（延べ6，000平方m）、曳船（1，200馬力）1隻、コンテナ用フォークリフト（能力32トン）、コンテナ積み重ね機3基、トラクター6台などがある。