日本財団 図書館


めている。

 港湾開発計画では、主要港湾施設の拡充、近代化に約1億6,O00万米ドルの投資が計画されており、開発計画の成果が期待されている。

 エクアドル諸港による国際海上輸送貨物取扱量は、次の通りである。

 

../images/131-1.gif

 

 エクアドルにおける主要港湾の設備その他の概要は、次の通りである。

1.グアヤキル港

 同港は、グアヤキル市の南方約11.2キロの地点に位置し、主として小麦、鋼材、紙、機械類などの輸入貨物とバナナ、魚類などの輸出貨物を扱っており、89年の入港船舶数は1,165隻(16,137,153DWT)に達している。

 新港には合計9バースがある。マージナル埠頭(長さ960m、水深9.14m)には5バースのほか、各長さ185mの3バースおよび長さ157mのバルク・バースがあり、3万DWT型船(最大吃水9.6m)の収容が可能である。

 旧港は、グアヤス川沿いにバースがあり、最大許容吃水7.15mまでの船舶の収容が可能である。

 このほか、沿岸航路船および河川航路船用の小型埠頭が多数ある。

 その他、民間所有の港湾施設で各種の貨物が扱われている。

 荷役設備は、移動クレーン(能力5〜35トン)12墓、重量物デリック・クレーン(能力75トン)1基などが主なものである。

 コンテナ・ターミナルには、コンテナ船専用の3バース(各長さ185m、水深

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION