清水、燃料油、ディーゼル油などの供給が可能である。
船舶修理施設は、Caribbean Dock Yard(CARIDOCK)に浮ドック(揚げ能力11,400トン)、クレーン(最大20トン)、シンクロリフト・ドック(能力750トン)などの修繕設備があり、Trinidad Foundry & Fabricatihg Ltd.(TFFL)には鋳造工場や組立工場がある。
89年の入港船舶数は、93隻(938,537DWT)に達している。
6.Point Fortin港
同港は、トリニダード島の最南端に位置し、国営石油会社(TRINTOC)によって管理された石油港である。
主要設備は、オイル・タンカーに畏さ3.2キロの突堤があり、その外側に2バース(畏さ182.9m、水深11.12m)、内側には畏さ91.43m、水深10.67mの1バースと畏さ91.43m、水深4.72mの1バースがある。
突堤の西方1マイル沖に超大型タンカー用のバース(水深13.71m)がある。
清水、燃料油、ディーゼル油、ガスオイルなどの供給が可能である。
89年の入港船舶蜘ま、75隻(1,117,811DWT)に達している。
(トバゴ島の主要港)
Scarborough港
同港は、トリニダード島の北東約32キロの海域にあるトバゴ島の南岸に位置し、主としてコブラ、ココア、ココナツ油、ココナツ繊維、生野菜、家畜、家禽類などの積出港である。
港口は水深が27.5mで、港内に安全な錨泊地(水深14〜18m)がある。
現在、外航船用の埠頭はないが、沿岸航路船用の埠頭(長さ150.6m)がある。ロックレイ湾西端の沖合にタンカー用の係船ブイがあり、バイブラインを使用して石油の陸揚げが可能である。
同港は、現在実施中の深水港湾開発プロジェクトにより、巡航船用の指形埠頭(畏さ200m)、旅客ターミナル、最大14,000DWT型船の収容可能なバース、漁船用バース、防波堤などの建設が近く完成する予定である。
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