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 このほかには、現在のところ特筆すべき程のものはなく、小型船および小型漁船の修理および建造を行なう小規模の造船所があるのみである。

 また、アムアイ、ラ・グアイラ、マラカイボ、マタンサス、プエルト・オルダス、プンタ・クシリョ、プエルト・カベーリョ、プエルト・カルドンなどの各港には、船舶小修理の可能な設備がある。

(5)漁業事情

(A)漁業の実態

 ベネズエラはカリブ海に面し、水産資源は豊富であるが、漁業は旧式な木造船が多く、また技術も遅れている。

 漁業活動は2つの海域に大別される。東部海岸地帯ではカリアコ湾を中心としたイワシ漁と大陸棚でのエビおよび底魚の漁獲が行われ、西部海岸ではマラカイボを含めてエビ漁が盛んである。

 漁獲高は長期的には増加傾向にあるが、年により変動が激しい。

 漁獲高のうち、エビは主として米国に向けて輸出され、マグロ、イワシなどは缶詰加工され海外へ輸出されている。

 

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