政府は中期的には、農業および工業に重点を置き、経済発展を目指しており、先ず、農業の面では(1)技術草新、(2)土地の有効利用と開墾、(3)肥料、種子、機械など。いわゆる投入財の改善に力を入れている。
しかし、1980〜88年の期間における農業部門の生産は、計画目標の年平均4.5%を下回る2.4%にとどまった。
工業部門(鉱業、製造業、建設業、電力事業を含む)のGDPへの寄与率は、89年には前年の34.0%を上回る36.9%と高く、労働人口の約17%がこの部門に従事している。
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