グァテマラは、中米では第2位のコーヒー産出国(88年の生産量16.2万トン)である。
国内には、約12,000のコーヒー農園があり、面積約34万ヘクタールのブランデーションに1億3,800万本のコーヒーの木が栽培されている。
コーヒー生産の80%は、大規模のコーヒー農園(従業員総数426,000人)で収穫されている。
コーヒーは、同国最大の輸出商品となっており、88年には全輸出収入の34.4%を占め、金額にして3億8,700万ドルの外貨を獲得している。主要輸出先は米国、日本、西独などである。
コーヒー以外の輸出換金作物は、砂糖きび、バナナ、綿花、カルダモン(香辛料の一種)などがある。
砂糖きびの生産は約700万トン(88年)に達しており、同年の砂糖輸出は7,800万ドルの外貨収入を得ている。
バナナは、88年の生産が1,580万束に達しており、同年の輸出高は7,640万ドルで