日本財団 図書館


 埠頭は、1号、2号、3号の各長さが522m、水深が6.1m、8.23m、10.67m、4号と6号が各長さ250.1m、水深3.96m,4.88mである。
 埠頭3号と4号にはR0/R0設備がある。コンテナは一般貨物埠頭で扱っている。
 クレーン設備は、50トン、75トンが各1基、6トンが7基、5トン、3トンが各2基、2トンが1基ある。
 清水、食料の供給は可能であるが、バンカーの補給は不可能である。
 曳船は、ディーゼル・タグ3隻(350馬力、500馬力、1,500馬力)が使用できる。
 船舶の入出港には、水先船の使用を強制される。
 船舶修理施設は、小修理のみ可能である。

  4.ケニトラ港

 同港は、ウードセブ川の河口から11キロの地点に位置し、河口の外側に錨泊地があり、長さ115m、最大幅50m、吃水4.10〜5.50mまでの船舶の収容が可能である。
 主埠頭(長さ861.1m)には10バース(水深3.50〜5.50m)がある。
 クレーン設備は、電動クレーン9基(3トン、5トン、6トン各3基)移動クレーン(6トン)2基、フローティング・クレーン2基(25トン、40トン)などがある。
 このほか、鉱石積出用コンベヤ・ベルト(能力約1,000トン/日)4基、穀物サイロ、穀物シュート(能力70トン/時)2基などがある。
 清水、食料、パンカー油などの補給が可能である。曳船は、4隻(130馬力×1,550馬力×3)が使用できる。
 船舶修理施設は小修理のみ可能である。

  5.モハメディア港

 モハメディア港同港は、カサプランカ港の北東約21キロの地点に位置したタンカー専用

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION