400トンの積出しが可能である。クレーン設備は、電動クレーン(12.5トン)2基、高架クレーン(15トン)3基がある。
リベ埠頭(長さ200m)には2バース(水深8.53m)、倉庫、電動クレーン(5トン)6基がある。
シディ・ベリュー埠頭(長さ200m)には2バース(水深7.92m)、電動クレーン(5トン)6墓がある。
商業埠頭(長さ1,620m)には13バース(水深9.14〜10.6m)があり、電動クレーン(5〜10トン)32基、穀物サイロ、穀物輸送シュート(能力100トン/時)などの設備がある。
アグルム埠頭(長さ1,520m)には13バース(水深7.92〜9.45m)があり、果物積出用の電動クレーン(5トン)40基、フローティング・クレーン3基(30トン、50トン、100トン)などを備えている。
タリク埠頭(長さ180m、水深7.62m)にはカー・フェリー・パース1,R0/R0船用バース2、コンテナ・バース(水深7.31〜8.52m)3があり、電動コンテナ・クレーン(25トン)2基、移動式クレーン1基、その他各種の貨物積込装置がある。
タンカー・ターミナルには、4万DWTタンカーの収容可能なオイル・バースがある。
清水、食料、燃料、ディーゼル油、ガスオイルなど、すべて供給が可能である。
曳船は現在、1,000馬力〜1,800馬力の航洋曳船が6隻あるが、更に2隻を発注している。
100G/T以上の船舶の入出港には、水先船を使用しなければならない。
船舶修理施設は、Soci'ete' Nouvelle des Chantiers Navals Marocains およびChantiers et Ateliers du Marocの2造船所があり、長さ150mまでの船舶の入渠可能なドライドック、800G/Tまでの船舶用スリップウェー4基、フローティング・クレーン3基(30トン×2,128トン×1)などが使用できる。