チュニジアにおける海運は、1957年の独立以前は勿論フランスによって運営されていたが、独立後自国の海運会社が設立されても依然として、旧宗主国のフランス系海運企業の勢力がチュニジア海運を支配している。現在、チュニジアの主要海運会社としては、次の各社がある。
1.Compagnie Tunisenne de Navigation, S.A.
(所在地) 5Avenue Dag Hammarrskjoeld,Boite Postale 40,Tunis
同社は、ビゼルタ、ラ・グルート、スース、スファクス、ガベスなど各港間の沿岸航路のほか、国際航路としてチュニジア北部〜フランス南部間、チュニジア〜リビア〜イタリア間、チュニジア〜フランス北部〜アントワープ間、チュニジア〜ブレーメン〜ハンブルグ間、チュニジア〜中近東、チュニジア〜米国間、チュニジア〜英国間などの定期航路に配船している。