
と縮小し、外貨事情は大幅に好転した。 輸出が伸びたのは、完成品が前年の2倍近く増加したこと、原油価格が前年に比高値となり、石油・石油製品の輸出収入が増えたことによる。また、綿花も前年17%強の伸びとなっている。 輸入では、中間製品、投資財、消費財が、いずれも著しく増加している。この輸つ大きな伸びは、工業開発が進展していることと、国内の消費需要が拡大していることを示している。 一方、対外債務の累積は、88年6月末現在431億ドル(86年6月末386億ドル)に差しており、債務返済のための支出が増大しているだけに国際収支面の大きな負担になっている。
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