石油、天然ガス、以外の鉱産物としては、銅、クロム鉄鉱、セメントなどがある。
86年に精錬所が稼動し、精錬銅14,561トン、精錬クロム5,0C0トンを生産した。
最近では、Raysut および Rusail の新セメント工場が生産を開始し、Raysut 工場は年間21万トンのフル操業を継続している。一方、Rusail 工場の生産は年間45万トンを記録している。
ソハール(Sohar)地方には、金・銀を高度に合有した銅鉱床が発見されている。88年11月オマーン政府とフランス鉱山会社は、銅、クロミウム、石炭の開発契約に調印した。
89年1月には、英国の鉱山会社もクロミウム鉱の埋蔵の探査活動を開始した。
オマーン政府は、Rusail に工業地帯を設置して、工業部門の開発に力を入れている。その結果、製造業は国内総生産(GDP)の3.7%を占めるまでに発展してきた。