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 されている。
 バース32号〜34号(水深11.5m)は、Ro/Ro船専用の荷役設備がある。
 バース1号(水深15m)および2号(水深14m)はタンカー専用バースであり各種の荷役装置を完備している。
 保管設備は、中継貨物倉庫8棟(延べ66,000平方m)、大型露天倉庫(延べ75万平方m)などがある。
 バース31号には、貯蔵能力8,500トンの冷凍倉庫(42,000立方m)がある。
 曳船は、港湾局所有の25,O00馬カが2隻のほか、民間所有の曳船が数隻ある。
 清水、食料、各種バンカーの供給が可能である。
 87年における同港の海上輸送貨物取扱量は、4,542,880トンに達している。

9.ルワイス港

 同港は、ジェベル・ダンナの東南4キロの地点に位置し、最近開発された石油化学工業団地の専用港として新たに建設された。
 港の主要設備は次の通りである。

(1)バルク・カーゴ・ターミナル

 このターミナルは2つの防波堤によって安全に囲まれ、肥料、尿素、アンモニアなどの輸出および一般貨物の輸入を扱っている。
 突堤(長さ550m)に2バースがあり、最大3万DWT型船の収容が可能である。長さ1.5キロのコンベヤおよび液体アンモニア輸送バイブラインがあり1日に付き尿素、1,500トン、アンモニア1,000トンの積出しが可能である。硫黄ターミナルには、4万トンの貯蔵能カのある大型タンクがある。

(2)精油ターミナル

 このターミナルはアブダビ国営石油会社(ADNOC)が運営している。BR> 突堤(長さ3キロ)には、2深水バースおよび4沿岸航路タンカー・バースがある。BR> バースB(最小水深12.7m)は最大3万DWT型タンカー(全長200m)の収容が可能であり、バースCは(最小水深16.8m)は最大10万DWT型タンカー(全長285m)の収容が可能である。

 

 

 

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