小型のRo/Ro用料道が設けてある。
タンカー・ターミナルには、民間石油会社の運営するバースがあり、長さ260m、最大吃水11．3mまでのタンカーの収容が可能である。
清水、食料、燃料油、ディーゼル油、ガスオイルなどの供給が可能である。
曳船は、2，400馬力のものた3隻使用できる。
船舶修理施設は、Dubai Drydock Co．に大型ドライドック3基（長さ525mx幅100m、長さ415×幅80m、長さ370×幅66m）があり、100万DWTタンカー、50万DWTタンカー、35万DWTタンカーの入渠修理が可能である。
また、同造船所には修繕用船台8墓、最新式クレーン設備や修理工場がある。
このほか、同港にはGaladari Engineering Co，．Al Nasr Engineering Co，．Gulf Lux Marine Service Ltd，．Technical Engineerier ＆ Marine Services（TEAMS EM）などの修理工場があり、各種エンジン、船体などの修理が可能である。
87年の入港船舶総数は2，537隻で、海上輸送貨物（石油製品を除く）は8，661，470トンに達している。
4．フジャイラ港
同港は、ホルムズ海峡の南方に位置し、湾岸諸国のほか、インド、東アフリカなど向け貨物の中継貿易港であり、フジャイラ港湾局が管理している。
港は防波堤で安全に保護され、港口は水深12．5m、埠頭は全長1，070mに及んでいる。埠頭には沿岸航路船用の長さ600m（水深12．5m）のバース、長さ180m（水深11．5m）のバース、長さ290m（水深7．0m）のバースがある。
クレーン設備は、移動クレーン（24トン能力）2基、その他多数のフォークリフト（2．5トン〜35トン能力）がある。
コンテナ・ターミナルには、高架クレーン（40トン能力）2基、ガントリ・ヤード・クレーン（35トン能力）4基、フォークリフト（40トン能力）2基、コンテナ倉庫、冷凍コンテナ倉庫などの設備がある。
清水、食料、各種バンカーなどの供給が可能である。
曳船は2隻（各2，000馬力）が使用できる。
