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 社は35,000DWTのドック能力しかないため、KOTC社の大型タソカーを受注できないので、KSRC社では10万DWT級ドックの増設を計画している。

 

 

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(5)漁業事情

(A)漁業の実態

 クウェートにおける漁業は、古くからペルシア湾での漁業と天然真珠の採取で盛んであったが、伝統の1日式な漁法による零細漁業に過ぎなかった。
 クウェートの近代漁業は、Gulf Fisheries 社が操業を開始した1959年に始まる。同社の設立後、63年にKuwait National Fisheries(KNF)社、65年にはInternational Fisheries(IF)社が相次いで設立され、えび漁業を中心に活発な操業が行われるようになった。
 その後、72年に設立されたKuwait United Fisheries(KUF)社に、KNFとIFの2社が統合され、漁業の改善、近代化、漁船の増強を積極的に推進した。
 現在、KUF社は、えびを主とする漁獲物の選別、冷蔵、冷凍の各設備をもち、また所有船舶の修理施設もある。その他、漁具、エンジン、予備部品などの保管倉庫、エンジンの分解修理工場、圧縮機、溶接工場、電気工場、燃料噴射ポンブ

 

 

 

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