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 88年の保有量を86年と比べると、船種別では、オイル・タンカー19隻(1,479,945G/T)減、オイル/ケミカル・タンカー1隻(16,740G/T)減、液化ガス運搬船5隻(241,223G/T)減、一般貨物船5隻(62,816G/T)減、コンテナ船2隻(46,939G/T)減、漁船1隻(151G/T)減、家畜運搬船1隻(4,023G/T)減、雑船5隻(1,575G/T)減、補給船1隻(4,653G/T)増、曳船5隻(2,163G/T)増となっている。

(3)港湾事情

 クウェートには3つの商港がある。同国最大の商港は、1960年にクウェート市から約3キロの地点に建設されたシュワイク港である。同港は、穀物、繊維製品、木材および木製品、機械類、電気機器、輸送用機器などの輸入港であり、一般貨物の輸出港でもある。
 クウェート市の南方56キロの地点にある商港シュアイバは、シュアイバ工業地帯の建設に必要な資材および重機械の輸入を容易にするため、1967年に建設された。
 ペルシア湾岸の軽量貨物を輸送する小型沿岸航路船用として1981年に建設されたドハ港は、重工業製品の輸送を容易にするため、86年に港湾設備を拡張した。
 ミナ・アル・アーマジの石油港は、クウェート市の南方40キロの地点に位置L、超大型タンカーの収容が可能であり、1日に付き原油200万バレルの積出しが可能である。同港には、タンカー専用バース12、アスファルト運搬船用バース1、液化ガス運搬船用バース2、その他バンカー用設備などがある。

 

 

 

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