日本財団 図書館


 

ングラテシュの主要河港である。
 チッタゴン港およびモングラ港における国際海上輸送貨物の取扱量は、次の通りである。

 バングラにおける主要港の設備その他の概要は、次の通りである。

1.チッタゴン港

 同港は、カルナフリ河口の上流14.5キロの地点に位置し、同国最大の貿易港であり、港はチッタゴン港湾局によって管理されている。
 1991/92年における入港船舶数は1,003隻で、貿易貨物取扱量は7,037,826トン(輸出770,389トン、輸入6,267,437トン)に達している。
 同港における主要輸入貨物は、食用穀物、セメント、塩、石炭、砂糖、食用油などであり、輸出貨物は、ジュート、ジュート製品、茶、衣服、冷凍食品、肥料、皮革製品、ナフサなどが主なものである。
 港内へ至る航行水路は・最大幅335.28m、最小幅204.22mであり、全長186m、最大吃水9.14mまでの船舶の入港が可能である。
 吃水により入港不能の船舶は、カルナフリ河口から約3キロ上流の広大な錨地で、荷揚げが可能である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION