655人、機械供与35億3,600万円、プロジェクト技術協力8件、開発調査14件など)となっている。 日本からの対シンガポール直接投資は、89年度に19.0億ドル(前年比2.5倍)と好調に伸びたが、以降漸減しており、93年度6.44億ドルで、同年度までの累計は2,859件、84億8,100万ドルとなっている。 シンガポールにおける日系企業の新規登録件数は、1990年をピークに減少を続け、特に製造業の減少が著しい。 減少の主因は、人件費高騰(94年の製造業分野の平均給与上昇率は9.7%)、慢性的な労働者不足、工業用地の不足などである。 しかし、94年の製造業分野の日系企業の投資額は、再投資、拡張投資の増加により、前年比17.2%増の9億1,380万シンガポール・ドルとなった。 94年の日系企業の新規設立の特徴は、製造業の大部分が営業・販売拠点の設立であり、非製造業は小規模の資本金による貿易・卸の企業が多い。
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