マレーシア保有漁船の総数は、木造、鋼造を合わせて約39,000隻と推定されているが、100G/T以上の鋼造漁船は95年現在22隻(6,270G/T)に過ぎない。
しかし、無動力漁船から動力漁船に代わり、また、動力船でも船外エンジンから、馬力の大きな船内機への搭載へと改造され、近代化が着実に推進されている。
現在、船内機付漁船が全体の61%、船外機付漁船が31%、無動カ漁船が8%を占めている。
最近数年間における漁船保有量の推移を見ると、1990年の10隻(2,052G/T)から95年には22隻(6,270G/T)へと、隻数べ一スで2.2倍、G/Tべ一スでは3倍強の伸びを示している。