(1)地域安全ニュースの編集・発行
地域の特性にあった情報を住民に提供しようという視点から、新聞・テレビ等の報道機関で流された記事以外の、住民に身近な犯罪等(事件・事故等)の発生状況をタイムリーに提供し、住民の自主防犯意識の向上に役立っている。
月1回の発行部数は7,000部で、各町内会の各班毎に回覧式で閲覧されている。
(2)犯罪発生抑止のための活動
車上狙い防止、自転車盗防止のためにオートバイ・自転車防犯診断等を実施した。
(3)困りごと相談ネットワーク活動
犯罪被害、少年非行、迷惑行為等、地域住民の困りごとに対する相談ネットワークとして生活安全課内に、鹿児島西地区防犯連合会でファックス付きの電話を設置し、相談を受理している。
相談の内容は、生活安全係が受理し、相談処理結果はその都度、相談者に連絡している。
(4)少年非行の防止
西鹿児島駅前周辺における少年の溜り場の点検と痴漢等の防止のための街頭補導活動を実施し、少年非行防止に努めた。
(5)防犯広報の推進
○地域安全運動期間中に、防犯広報車による街頭広報活動に努めている。
○季節地域安全運動期間中における活動点を主な内容とするチラシの配布(各町内会を通じて1回につき7,000部発行、年4回)
○「地域安全運動実施中」の大型懸垂幕を管内5箇所の横断歩道橋に掲示(年4回)
(1)ボランティアによる「西鹿児島駅前地区有害環境排除活動(ピンクビラ排除)」
ア 実施の趣旨
鹿児島西地区地域安全活動推進指導員及び推進員15名は、地域安全活動の一環として、「西鹿児島駅前地区有害環境排除活動」を取り上げ、少年非行防止と健全育成のための環境排除活動を図る目的から実施したものである。
イ 実施年月日 平成8年8月6日午後6時から午後8時まで
ウ 実施場所 鹿児島市内西鹿児島駅前周辺公衆電話ボックス(17箇所)
エ 参加者
(ア)鹿児島西地区地域安全活動推進指導員及び推進員 15名
(イ)鹿児島西地区防犯団体連合会長、副会長、事務局長 3名
(ウ)日本電信電話株式会社NTT鹿児島支店、財団法人日本公衆電話会 7名
(エ)鹿児島西警察署生活安全課長以下(西駅前交番員含む) 7名