- 1 都道府県名
山形県
- 2 モデル地区名
酒田市南部地域環境浄化活動
- 3 重点となる活動項目
- (1) 少年を取り巻く有害環境浄化活動
テレホンクラブ等の進出に伴う少年の性被害防止、性非行防止のための住民広報や宣伝シール除去活動等の環境浄化対策。
- (2) 犯罪の防止活動
住民の不安をかき立てる各種犯罪等に対し、防犯診断、各種広報等の対策を徹底し、未然防止と被害拡大防止を図った。
- (3) 犯罪等に遭いやすい者に対する連絡活動
高齢者、独居老人等の家庭に対し訪問、連絡活動を実施するとともに、住民との触れ合いの場を作り、地域ぐるみでの保護対策を推進した。
- (4) 困り事相談ネットワーク活動
地域住民が抱えている問題点の解消、民間ボランティアによる困り事相談ネットワークを作り、住民の問題の解決を図った。
- (5) 地域安全会議の開催
モデル地区内の活動重点等を協議するために推進委員による理事会、総会等を開催した。
- (6) 未成年薬物乱用防上キャンペーン
保健所等と連携して、街頭チラシ配布活動による広報活動を推進した。
- (7) 誘拐防止研修会
夏休み前に、小学校を訪問し仮装犯人に扮して、誘拐防止の実地訓練を実施した。
- (8) 恒常的な防犯診断の実施
- 4 活動事例
少年を取り巻く環境浄化活動
- (1) 実施の背景
酒田市内にテレホンクラブ等営業が急増したため少年非行の増加が懸念され、対応の必要性が叫ばれた。
- (2) 活動内容
- ○ 独自で作成の被害防止チラシを全世帯に配布して広報に努めた。
- ○ 電話ボックス等に違法に貼付されたテレクラ宣伝シールを本年4月、8月にボランティアを動員して数百枚を除去した。
- ○ 酒田市内に既設されていたテレクラ宣伝看板の撤去運動を実施し撤去した。
- ○ 少年保護意識の高揚を図るため座談会、研修会を開催し、住民の意識高揚を図った。
- 5 モデル地区活動の効果
本モデル地区の重点として、テレクラ等問題を掲げて活動したが、草の根的座談会、広報紙の発行等による住民広報を徹底したことで、住民の被害防止意識、青少年健全育成意
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