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2. Exは、励磁機定格電圧とする。
3. Eiは、回転子を静止させ、起動電圧を電機子巻線に加えた場合の界磁巻線又は起動用回転子巻線の端子間に生ずる誘起電圧とする。ただし、界磁巻線又は起動用回義子巻線に高抵抗を接続して起動する場合には、その状態における端子電圧とする。
4. Esは、二次巻組端子の最大誘起電圧とする。
5. 電動機として起動する界磁巻線であって、これを短絡して起動するもののうち、その界磁短絡用抵抗値が界磁巻線抵抗値の10倍を超えるものについては、これを界磁巻線を開いて起動するものとみなす。
(◆吠儖鬼錣了邯嚇徹機並?07条による)
巻線の定格電圧250〔V〕以下250〔V〕を超え500〔V〕以下
試験電圧1500〔V〕2000〔V〕
(?貿枦堵廚了邯嚇徹機並?25条による)
1. 定格電圧60〔V〕以下のもの500〔V〕
2. 定格電圧60〔V〕を超えるもの2×(充電部電圧)+1000〔V〕
(ただし1500〔V〕未満の場合は1500〔V〕)
試験の際は接地灯、標示灯もしくは、電圧計回路のヒューズ又は常時母線に接続している電圧コイルを取りはずしてもよい。
(ぁ謀吐?瀏?並?93条による)
試験電圧1500〔V〕
一般に電気機器の耐電圧試験の試験電圧はそれぞれの儀器の規定及び規格等に定めてあるので詳細はこれらを参照のこと。
(b)誘導試験
誘導試験は均等絶縁巻線の変圧器では供試巻線の常規誘起電圧の2倍を発生させ各相巻線間、巻線間、コイル間、タップ間、端子間の絶縁強度を検証するためで過電圧誘起による鉄心の過励磁を防ぐために120〔Hz〕以上の高周波を使用する。この場合周波数が高いほど試験が苛酷になるので試験時間を制限している。
船舶設備規程第208条によれば次のとおり定めてある。
誘導絶縁耐力:変圧器100サイクル以上500サイクル以下の正弦波に近い交

 

 

 

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