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図8・5

 

このように、電流(又は電圧)の2乗に比例する力を利用する計器は、交流用計器として利用される。
8・5・2 交流電圧計

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図8・6

 

図8・6(a)(b)において、被測電圧Vを計器端子にあたえれば電流Iが流れ、固定コイルF1F2と可動コイルmとの間にI2に比例する電力が生じ、mに駆動トルクができることは8・5・1項で述べた。
今、Fの磁界の方向と指針の零位との間の角をα約45°とし指針の偏れをθとすれば、mに働く電流力fはI2に比例する。mに作用する駆動トルクTdとし、制御トルクTcはθに比例する。
よって、Td=κ1I2cos(α−θ) Tc=κ2θ
Td=Tcとして力が釣り合うから

 

κ1I2cos(α−θ)=κ2θ

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