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注:不平衡三相回路の電力については本書では省略する。
7・10・2 電力
平衡三相回略の電力は各相の電力の和をとっているので、結局1相1相の電力を

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図7・66

計算しその合計を求めれば図7・66に示すように電源から各相にIa、Ib、Icの電流が流れ、また、各相のインピーダンスがそれぞれZa、Zb、Zc、とすれば、これより各相の電力を計算し、それぞれがPa〔W〕Pb〔W〕、Pc〔W〕とすればそれらの合計が所要の電力である。
即ち、
P=Pa+Pb+Pc、〔W〕(7・83)となる。
そして、各相の電力が等しくPp〔W〕で代表されれば、(7・83)式は次のようになる。
P=3Pp〔W〕…(7・84)
また、各相の瞬時電圧をea、eb、ec、とすれば、次のようになる。

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かつ、各相の負荷インピーダンスZ〔Ω〕をZ:R×jX、位相角θはθ:tan-1X/Rとする各相の瞬時電力をia、ibicとすれば、次のように

 

 

 

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