7・9・4 Y結線の相電圧と線間電圧との関係
図7・60
図7・60(a)において、E1、E2、E3を相電圧
Vab、Vbc、Vcaを線間電圧又は端子電圧という。
I1、I2、I3を相電流
Ia.Ib、Icを線電流という。
これらの関係のベクトルで示せば(図7・60(b)参照のこと。)
Vab=E1−E2=E1+(−E2)図7−60(b)に示すとおり。
Vbc=E2−E3=E2+(−E3)上図と同様に書ける。
Vca=E3−E1=E3+(−E1)上図と同様に書ける。
図7・60(b)から更に詳しく計算すれば次のようになる。
よって、これらをまとめれば電圧については
のように線間電圧は相電圧×√3に等しい。
また、電流については
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