図7・48
図7・48は周波数〔Hz〕と電流〔A〕との関係の共振曲線である。
これでみるとおり共振周波数(fo)であればIは直列共振のとき最大、並列共振のとき最小である。
7・5・2 並列共振
図7・49
図7・49は問題を簡単に解くため、LとCとの並列回路としたものである。
この回路のインピーダンスZ〔Ω〕は
電流Iが零となる状態を並列共振または電流共振という。
この周波数foは直列共振の場合の共振周波数と等しいことに注目を要する。図7・48の、点線の曲線は並列共振のIの状態を示す。
注:電子役器の回路ではL、C回路を作りL又はCの値を変えて回路を共振状態にすることを、回路を電源の周波数に同調させる又は回路の同調をとるなどといっている。
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