なお、インピーダンス及び位相角については、各種回路毎にその都度後述する。
7・4・2 基礎回路
(1)抵抗〔R〕だけの回路
図7・20
このiなる電流は実際にはベクトルで示せば、次の図のように、IとVとは同位相であって、偏角をもたない、直流回路の場合と同様である。
よって、実効値のIとVとの関係は次のようになる。
〔備考〕本章以降に出てくるVI表示はいずれも実効値を示すことにする。
〔例題〕
電熱器の抵抗Rの値が10〔Ω〕の回路に交流100〔V〕の電圧を加えれば何
〔A〕流れるか。
(2)静電気(C)だけの回路
図7・21
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