日本財団 図書館


 

086-1.gif

以上(7・5)(7・6)(7・7)の3式は交流発電機では重要な式である。
〔例題〕(1)4種の交流発電機が毎分1,800回転したときの交流発電機の周波数fは何〔Hz〕か。

086-2.gif

〔例題〕(2)6種の交流発電機の発生周波数〔Hz〕を50Hzにしたい。毎分何回転数〔rpm〕にすればよいか。

086-3.gif

7・2・2 位相

086-4.gif

図7・6

図7・6(a)において、この発電機では磁極N、Sが回転し、コイルが固定側にあるが、これが普通の交流発電機の形式である。
今、?コイルに誘導される起電力を基準として、e1とすれば、
e1=Em sin ωt〔V〕(7・8)となる
?コイルは?コイルよりも常にα〔rad〕だけ早く磁束に切られ、また、?コイルは?コイルよりも常にβ〔rad〕だけおそく切られるから、?の誘導起電力e2及び?の誘導起電力e3とすれば、それぞれ次のようになる。
e2=Em sin(ωt+α)〔V〕(7・9)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION