このことはR1、R2、R3、R4…と多数のRn〔Ω〕を直列接続すると、その合成抵抗R〔Ω〕は直列接続の各部の抵抗〔Ω〕の和である。
〔例題〕(1)大きさが、それぞれ5〔Ω〕、1O〔Ω〕、15〔Ω〕、20〔Ω〕の抵抗を直列に接続したときの合成抵抗Rは何〔Ω〕か、また両端に100〔V〕の電圧を加えたときの電流は何〔A〕か。
〔例題〕(2)例題(1)において、それぞれの抵抗にはどのように電圧が分布しているか。
5・9・2 並列接続の合成抵抗
図5・17
図5・17において、抵抗がそれぞれR1〔Ω〕、R2〔Ω〕、R3〔Ω〕であって、それらが並列に接続されていることを並列接続といい、これらの抵抗の合計値を合成抵抗という。
そこで合成抵抗を求めよう。
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