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ともに消滅する現象である。これを電流の過渡現象といっているが、電圧の場合にも同様におこりうる。
その大きさ及び経過時間は回路を構成する要素によって違ってくる。

 

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図1・20瞬時電流波形

 

1・12・4周波数・波長

(1)周波数 周波数の定義については1・12・2(1)で説明したが、周波数がどのような範囲に使用されているか、極く簡単に分類してみれば次のようである。
(a)商用周波数 日常の電気機器(電気アイロン、テレビ電源等。)に使用されている交流電源の周波数で、前述のとおり50〔Hz〕又は60〔Hz〕をいう。
(b)可聴周波数 人間の耳に音として聴き取ることのできる音の周波数で、一般に16〔Hz〕から20,000〔Hz〕くらいまでである。
(c)搬送周波数 有線で電話及び電信を遠く送る場合に用いる搬送波で、電話の場合12,16,20〔KHz〕と10,56,11,83,16.72〔MHz〕とがある。電信の場合は420〔Hz〕から3180〔Hz〕までである。
(d)電波機器などの周波数
電波航法後器、無線電信電話などそれぞれの機器によって周波数が決っているがこれらを総合して13.4〔GHz〕から10〔KHz〕の範囲内の周波数を使用している。
注:Hzの頭に用いた記号について次のように定められている。

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(2)波長
交流の周波数が高くなって、電波が大気中に放射されると波長がとりあげられ、例えば、長波、中波、短波、超短波などが無線電信電話協ラジオ、テレビジョンなどに使用される。

 

 

 

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