(1) 爆発性ガスが発生するので、取扱い、保管及び作業には注意をはらうこと。
(2) 蓄電池の接続には鉛メッキを施した銅帯又はキャブタイヤコードを使用する。
(3) 蓄電池室内にはこの室に関係のない電線管等を布設してはならない。
また、室外からのケーブルは導入部よりがい装を除去して使用すること。
(4) 鉛蓄電池室の天井、囲壁、床板、電池箱などは、十分な耐酸塗装処理を行なう。
(5) 蓄電池は船の傾斜、動揺により移動を生じないように、蓄電池間又は両端に木製又は硬質ゴム製のくさびを打込むようにすること。
(6)蓄電池の据付けには、空気の流通を考慮し、壁との間75mm以上及び甲板との間150mm以上の空間を設けることが望ましい。
(7)鉛電池と、アルカリ電池は、同一区画内に据付けてはならない。
(8)蓄電池格納箱の例(図4.72参照)
(9)蓄電池室配置例(図4.73参照)