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(イ)次のような湿気の多い場所に使用する巻バンド及びバンドバックルは発錆防止のため、ステンレス製のものを使用する。

暴露甲板、調理室、浴室、洗面所、便所、電池室、冷蔵室等

(ロ)バンドバックルの位置はケーブルの上にあるのが望ましいが、工具使用の余裕がない時はハンガ下面の端に近いところとする。

(ハ)バックルを垂直又はは斜面に使用する場合は、バックル底部のバンド折返しの向きは、下図のようにするとよい。

[[画像]] 110-1.gif 図4.63 バックルの位置の例

(ニ)バンドバックルの位置はできるかぎりそろえて、不体裁とならないように注意する。

(ホ)容易に人が触れるおそれがあるところでは、巻きバンドの最終端末から約10mmの部分で折返しを行ってからバックルのつめでおさえること。

(へ)巻きバンドのバンド巻き止め法の一例を、下図に示す。

[[画像]] 110-2.gif 図4.64 巻きバンドの巻き止め法の例

(ト)バンド締付けにより、ケーブルを傷つけないよう、必要以上に締め付けないこと。なお、必要に応じてケーブルの外面に適当な保護剤を巻きケーブルの保護を行う。

 

 

 

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