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(例)いま、本装置の温度計が25℃を示し、6.2項点検の方法において”しきい”点の精密目盛が26.959mmとなった時の周波数を求めます。
26.959nnは図−6の目盛より周波数は9370MHzと9380MHzの間となります。
9370MHzの温度補正量(20℃基準)は温度1℃において-0.0021mmであり25℃では
-0.0021×5=-0.0105(mm)となる。
温度25℃の時の9370MHzの補正目盛は
27.002−0.0105=26.9915(mm)となる。
同様に温度25℃の時の9380MHzの補正目盛は
26.920−0.0105=26.9095(mm)となる。
したがって上記の2式かあら周波数1KHz当りの目盛差は
(26.9915-26.9095)÷10=0.0082(mm)となる。
9370MHzの補正目盛と”しきい”点の目盛との差は
26.9915−26.959=0.0325(mm)となる。
これを周波数に換算しますと
0.0325÷0.0082=約4.0(HHz)となり
求める周波数は
9370÷4.0=9374MHz となります。

 

 

 

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