
4.3 機器の操作(電源の入れ方) (1)スイッチブロックを、反時計方向に回転させながら外すと、電源が入ります。また、逆に、スイッチブロックを時計方向に回転させながら挿入すると、電源が切れます。 (2)マウントモニター部の緑色ランプ(LED)が点灯していることを、確認して下さい。 (3)レーダー電波を受信すれば、マウントモニター部の、赤色ランプ(LED)が点灯します。  4.4 整備 4.4.1 整備上の注意事項 (1)サートは、整備事業場での修理はできない。故障を発見したら、サートメーカに修理依頼をすること、修埋等のできる範囲は、4.4.2を参照すること。 (2)整備等の時に、サート本体を絶対に分解しないこと。 (3)電源の投入は、金属製の船室、シールドルーム又は、シールドボックス内で行なうこと。 (4)電池の交換は、認定された技術者が行なうこと。 (5)外側のケースのプラスチックの部分は、破損する恐れがあるので、溶剤で拭いたり、塗装したりしないこと。また、ラベル等も接着剤で貼り付けないこと。 (6)事前に、取扱説明書をよく読み理解しておくこと。 4.4.2 整備事業場での整備可能項目 (1)外観上の汚れの洗浄(溶剤は、使用しない。) (2)ロープのの交換または締め直し。 (3)ラベル等表示の張り替え。 (4)積み付け用金具(ブラケットマウント)の交換。 (5)電池の交換及びそれに伴う部品の交換 4.4.3 整備における使用治工具 (1)レーダー・トランスポンダー安全性能試験器(サート試験器と呼ぶ)。1) (2)シールドボックス及びシールドルーム。 (3)電池交換用工具、部品番号:132733 1)使用する測定器類は、船舶艦装品研究所の試験に合格したもので、定期的に校正されていること。校正は、少なくとも1.5年に1回以上なされていること。 前ページ 目次へ 次ページ
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