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3.4 機器の操作
3.4.1 緊急時使用の場合
(1)図3−1の保管状態からSART本体を取出す。
(2)安全ラベルを破り誤発射防止装置(リング)を取除き、作動スイッチを指等で押して作動させる。
(3)マスト部分を横に引き離すように強く引っ張ってSART本体から外す。
(4)マストの黒い先端キャップを外し、マストをいっぱいに延ばしひねって止める。
(5)SARTの基部の底の穴にマストの先端をしっかり差し込み、生存艇に紐等で固定する。
3.4.2 点検時使用の場合
(1)図3−1の保管状態からSART本体を取出す。
(2)マスト組立部の止メビスを外し、ユニットごと本体から取外す。(2項:図2−1参照)
(3)付属のRT−9プローブ(5mm径)か3mm径より太い棒等で安全ラベルを傷めないように注意して作動スイッチを押し込み作動させる。(図4−1)
(4)点検が完了したら、作動スイッチの反対側にある穴にプロープ等を押し込み作動を解除する。
[注]RT−9 MK?の作動スイッチは図4−1のような2重構造になっていて、作動スイッチ中心部穴(3mm径)より細いRT−9 MK?プロープ(2mm径)か棒等を差し込むことによって、作動スイッチをONする事なくテストスイッチをONして作動確認出来るようになっている。引き抜けばOFFする。
RT−9にはテストスイッチ機能はない。
 

図4-1 作動スイッチ部

 

 

 

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