
5.5 電池の交換 本体表面に貼付された、「船名/電池有効期限ラベル」に記入されている電池有効期限を確認する。もし、電池の有効期限まで2年(毎年定期的な検査を義務付けられている船舶においては1年)未満の時及び前回の整備記録を調べ、電池を試験等により2時間以上使用していたときは、次の手順にしたがって電池を交換すること。 なお、交換後不要になった電池は、ショートさせたり強制的に放電したり他の用途に使用したりせず、JRCの営業所、代理店または地域の法律にしたがって認定処理業者へ処理を依頼すること。いずれの場合も送料その他処分に係る費用は有料である。 名称:電池交換キット 型名:H-6ZZSCO0023 構成:リチウム電池NBB-303A,Oリング、シリコーン・グリース 船名/電池有効期限ラベル、電池交換手順書、工事完了報告書 
5.5.1 上部筐体の取り外し方法 (1)モードスイッチが“0FF”であることを確認する。 (2)係留索の先端のフックを外す。(図5.1参照) (3)リングを手で反時計方向に回して緩め、フロートと一緒に外す。(図5.2参照) (4)本体の上部筐体をゆっくり持ち上げ、電池ケーブルとスイッチケーブル端の2つのコネクタ(P102及びP103)をプリント板から外す。(図5.3参照) 
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