
2.5 電池の交換 ブイ本体表面に貼付された、「船名/電池有効期限ラベル」に記入されている電池有効期限を確認する。もし、電池の有効期限まで2年(毎年定期的な検査を義務付けられている船舶においては1年)未満の時及び前回の整備記録を調べ、電池を試験等により2時間以上使用していたときは、次の手順にしたがって電池を交換すること。 なお、交換後不要になった電池は、ショートさせたり強制的に放電したり他の用途に使用したりせず、JRCの営業所、代理店または地域の法律にしたがって認定処理業者へ処理を依頼すること。いずれの場合も送料その他処分に係る費用は有料である。 名称:電池交換キット 型名:H−6XSC75014 構成:リチウム電池 NBB-184、Oリング、 船名/電池有効期限ラベル、電池交換手順書、工事完了報告書  (1)パネルの取り外し方法 1)モードスイッチ(A)を“OFF”の位置にセットする。 2)ビス(D)をブイ本体から取り外す。そして、ブイの上部憧体(E)を約15cm引き出しコネクタ(L)を外す。 (上部筐体(E)には、プリント板(G)及びコネクタ(L)の付いたDCケーブル(K)が取り付けられている。なお、DCケーブル(K)の長さは、約30cmであるので引き出す際は充分注意すること。) 3)下部筐体(F)から上部筐体(E)を取り外す前にコネクタ(L)を取り外すこと。 (2)電池の交換方法 1)ビス(1)4本取り外す。そして、スペーサ(O)も取り外す。 2)電池(M)NBB−184A及びOリング(H)を新しい物と交換する。 (3)パネルの取り付け方法 (2)(1)の順で組み上げる。なお、ビス(D)の締めけけトルクは18kgf・cmとすること。 (4)電池交換後の点検 1)電池交換後の点検は、4項の作動試験に従って、実施すること。 2)整備記録に試験発射の記録を作動する。 (5)自動離脱装置への装着方法 添付別紙3 ブイ本体セッティング要領書による。 前ページ 目次へ 次ページ
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