
ポンダーの実用化の方向を示すもので、視界不良時でも有効なレーダー装置の持つ優れた機能を人命救助活動に活かす事を目的としたものである。生産財で無い救命用無線設備の普及のためには経済的な限界があり、トランスポンダー装置としてのコストダウンを実現するために相手方レーダーの特質をべ一スとしレーダー映像上の符号を決定する事から開発を始めている。 1.3 捜索救助用レーダートランスポンダーの機能と装置の概要 「捜索救助用レーダートランスポンダー」(SART:Search and rescue radar trans−ponder)は、「船舶用レーダー」や「航空機とう載の捜索用レーダー」を相手方とする9GHz帯の送受信機である。SARTは、海難発生時に起動されて受信待ち受け状態になり; ? 接近するレーダーの送信パルスを受信すると自動的に応答波を送信して、捜索者のレーダーの指示器上に遭難者の位置を直接表宗して「救助率」を高めると共に; ? 遭難者に対しても、装置の持つ受信機能を利用して内蔵している視聴覚モニターによりレーダーに応答している事を通報して励ます事により「生存率」を高める。 「双方向性の機能」を持っている。有効距離は相手方のレーダーのアンテナ海面高などで変動するが、船舶による捜索で最大10海里、航空機捜索で最大60海里程度である。 到達距離の理論値と実験値の一例

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