
2.2 メッセージの解読 EPIRBテスターでは、衛星EPIRBのメッセージは、2進数と16進数で表示または印字できる。16進数(HEX)から2進数への変換は次表の通りである。 
ここでは、試験用として試作された衛星EPIRBを例に解説する。このEPIRBは短メッセージ(全文112ビット)で、2進数と16進数(HEX)で全文を示すと次のようになる。 
ビット1〜24は、衛星の受信機を信号に同期させるための同期信号で、特殊な試験用の場合を除いてすべてのEPIRBが「111111111111111000101111」、HEXでは「FFFF2F」である。 ビット25以下は、表1.4を参照すること。 ビット25はメッセージの短(0)と長(1)の区別で、ここでは短の0である。 ビット26はEPIRBの利用目的によるメッセージの種類で、GMDSSで国際航海をする船舶にとう載されるものとは普通「利用者プロトコル(1)」である。 ビット27〜36は海事識別二進数(MID)と呼ばれる国名表示で、日本の場合は「0110101111」で、これは10進数に直せば「431」となる。従って、日本のEPIRBの場合は、上に続く3文字のHEXは、25ビット目も数えると普通は「5AF」となる。 ビット37〜39は、利用者の種類で、普通は海事「010」であるが、この例のEPIRBは試験用であるので特殊で「111」となっている。 ビット40〜75の36ビットは、6文字の船舶識別符号で、6ビット毎に区切り、修正Baudotの表を使用して英数字に直す。この例では、1000001(T)、110000(E)、110100(S)、100001(T)、 前ページ 目次へ 次ページ
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