(点検要領)
(1)試唆前と試唆後に次の点検を目視で行う。試験前の状態をよく観察し、異状の兆候が認められる個所は、マークしておく。試験後にその個所の変化、傷の進展等の有無、または新たに発生した個所を注意して観察する。
(2)各接着部は、指先で触れてみる。各接着(接合)部の平テープ、Vテープ又はパッチ類は、その端末を指でこすり、接着力の低下進度を確認する。(図−1参照)
(3)いかだの外面のパッチ類のはく離現象は、気室の気密等には直接関係ないが、同一接着剤を使用しているので、他のテープ、接合部にも影響があるため、十分に注意して点検する