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−5 機関の動作サイクルが同一であること。
−6 過給気方式及び給気方式(掃気方式)が同一であること。
−7 過給空気の冷却方法が同一であること。
−8 機関の各主要諸元の差が5%以内であること。
5.2.5 「類似型機関」とは、同型機関以外の機関であって、次のいずれをも満たすものをいう。
−1 機関の1シリンダ当たりの主要部分の構造及び形状が同型機関と概ね相似であること。
−2 出力率の変化分が原則として同型機関の10%以内であること。
−3 シリンダ径及びストロークの変化分が原則として同型機関の10%以内であること。
−4 5.2.4−2から−7までに掲げる事項
5.3 試験の種類
試験の種類は、性能試験及び耐久試験とし、各試験は次により行うこと。
5.3.1 性能試験
JISF4304に従って行うこと。この場合、性能試験終了後の解放検査は、5.3.3の表に定めるところにより行うこと。
5.3.2 耐久試験
耐久試験は、連続運転試験及び負荷変動試験の2種類とする。
−1. 連続運転試験
機関の連続最大出力で次の算式により算定される時間の連続運転を行う。
ただし、連続運転試験中に止むを得ない理由により運転を中断した場合には、運転再開後熱平衡の回復を待って連続運転を続行してもよく、また、当該機関に対し連続最大出力と同等の以上の負荷で実施される各種試験における運転時間(製造者が開発試験として実施した運転時間を含む。)は連続運転に加算してもよい。

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−2. 負荷変動試験
機関に冷却水を十分供与しながら機関を始動し、次の算式により算出される時間以内に始動→連続最大出力→停止を行い、これを100回反復する。

 

 

 

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