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?の組合わせは更に効果を上げることができる。
? 朝礼利用の教育
一般レベルを上げるのによく使われる。
? 他の企業、研究所等の見学
効果は大きいが、大勢の人が度々参加することができないのが欠点である。
以上の手法を実施するにあたり、就業時間内に行う場合と、時間外に行う場合があるが、自己啓発としては後者に意義がある。計画的な教育は就業時間内に行うのが望ましい。
(2) 新入社員の教育
新入社員には新学卒と中途採用者の2種がある。まず新学卒の場合は、大学卒、高校卒、中学卒のいずれにしても、製造業としての企業に対して、その体験は皆無に等しい。したがって、早くその会社に馴れさせることにその主眼点をおくべきであり、導入教育として、長い期間訓練所等に入れて学校教育の延長を行うのは、特別な目的以外には得策ではないと思われる。
なお、新入社員の教育には、次のような点を考慮する必要がある。
? 合理主義的考え方と自己中心的判断
? 規律と上下に対する自覚
? 理論と実際
? 生活態度
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教育項目として次のものがあげられる。
? 会社概要
方針、製品、組織、工場の建物、設備等の説明及び工場見学、幹部紹介等
? 集団生活
社会人であるとともに企業の一員として、チームワーク、特に若年層に対するモラル、エチケット等
? 労務に関する一般知識
就業規則、労働条件、労働組合、社会保険等
? 安全衛生
安全衛生について各職場へ配置する前に不可欠な教育で十分過ぎる位行う必要がある。
? 品質教育
以上の集合教育は学歴の違いによって特に変える必要はないが、短時間で終了するようにした方が望ましい。なお中途採用については、新学卒に準じた教育を行うことが望まし

 

 

 

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